ポーカー戦略

フロップでセットが完成した時の戦い方

フロップでセットが完成した時の戦い方

ポーカーをプレイしていて気持ちが高ぶる瞬間の一つにフロップでセット(3カード)が完成した時があると思います。あるセミプロの友人はポーカーはセットつくるためにやっているようなもんと豪語していたりするほど、1ペア、2ペアから大きく稼ぐ事が可能となります。とにかく如何に相手からバリューを取れるかを考える必要があります。

※ハンドがポケットペアの時にフロップでセットが完成する確率は10.8%となります。

ここではキャッシュゲームにおけるセットが完成した時の基本的な戦い方を解説しています。

ポジションがある時

相手のプリフロップでのアクション(オリジナルレイザーかどうが等)とボードを見て相手がハンドが良さそうかどうかを考えます。例えばボードが 9 6 2 だったときに、相手がタイトでオープンレイザーだった場合はボードに絡んでいない可能性が高いと判断できます。もしボードが A Q 8 等の場合はヒットしている可能性が高いと判断できます。

相手がチェックしてきた場合
・相手のハンドが弱そうな時➡︎チェックしてターンで相手のハンドが良くなる事を期待する。
・相手のハンドが強そうな時➡︎ポットの半額以上をベットし、レイズされる事を期待する。

相手がベットしてきた場合
相手が打ってきた時の選択肢はコールするかレイズするかの2択となります。※ここで降りるような人はポーカーやらない方が良いですw
・相手がタイトなプレイヤーでレイズしたら降りてしまいそうなタイプの場合はコール止め。
・ルースなフィッシュの場合はレイズして付いてきてもらいましょう。

フロップがストレートやフラッシュ目がある時
2トーン(2つの同じスート)や5 6 といった階段のボードの時、この場合は積極的に打っていくべきです。相手がチェックしてきた時はポットの2/3からポットサイズを打ち、相手がベットしてきた場合はレイズしましょう。相手にドローの代償を払わす打ち方をする事が基本となります。

ポジションがない時

ポジションがある時同様に相手のハンドが強いかどうかをプリフロップのアクションとフロップから推測します。

相手のハンドが強いと考えられる時➡︎チェックしてチェックレイズを狙う。

相手のハンドが弱そうな時➡︎チェックして様子を見る。もし相手がチェックしてきたらターンで相手のハンドが強くなる事を祈る。ベッドしてきたらコール止め。

フロップがストレートやフラッシュ目がある時➡︎ポットの2/3からポットサイズを打ち、フリーカードを与えないようにしましょう。

注意しないといけない場合

フロップがモノトーン(全部同じスート)の時、または K Q T / Q J T のような場合は注意が必要ですフロップでフラッシュやストレートが完成している人がいるかもしれませんので、慎重にプレイしなければいけません。Aのセットも降りなければいけない場面もあります。この場合は相手のプレイスタイルから読むしかありませんが、多くの場合フロップではリスクを取って打った方が良いです。

上セットに関して

自分より上のセットが出来ている可能性はかなり低く(1%程度の確率です)、その事は考えずにプレイしましょう。9 5 3のボードで5のセットが完成した時に9セットがいたとしたらそれは事故なので諦めましょう。ただ例外もあります。ボードにAかKがある時に超タイトなプレイヤーがオールインまでしてきた場合はAかKのセットが出来ている可能性が非常に高く、それが想定される時は降りた方が良いです。

ポケットペアでフロップを見に行き絡まなかった時、身銭を削ってターンを見にいく事は多くの場合がミスプレイとなります。自分のスタックにもよりますが、ポットの半額くらいのベットがきた場合は降りた方が良いです。

上記はあくまでキャッシュゲームの時の基本的な考え方となり、トーナメントであればフロップでオールインをしかけなければいけない場面も多くあります。基本を覚えて相手の裏をかくプレイを目指しましょう!

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