ポーカー戦略

フロップでの戦略(ノーペア、ワンペア、ツーペア)

フロップでペアが出来た時、出来なかった時の戦略を解説します

ここではフルリングのキャッシュゲームを想定しております。プリフロップのアクションで対応は全く変わってきますが、あくまで基本戦術としてご参考にしてください。

ノーペアの時(ハイカード)

フロップで何もヒットしなかった場合は以下となります。

ポジションが無い時 ➡︎ 基本的にチェックしてベットがきたらフォールド。ハンドがAK等でボードがドライな時はターン、リバーと勝負しても良い場合がほとんどです。

ポジションがある時 ➡︎ ボードが AQ7 等で相手がチェックしてきた場合はプリフロップでオープンレイズしている場合はベットすることが良い場合が多いです。

ドローハンドの時 ➡︎ 基本チェックでターンに進みたいところですが、ベットされた場合はオッズに合っていればコールしましょう。多少オッズに合っていなくてもスタックに余裕があればついていっても良いです。

ワンペアの時

フロップで1ペアが完成する確率は29%あります。トップペアだった場合は勝率は比較的高くなります。

トップペアの時 ➡︎ ポジションに問わずベットすることが基本となります。トップペアのカードが A、K の場合はキッカー勝負になる場合が想定されますので、キッカーが弱い場合(A3等)は相手のベットに対してフォールドも検討すべきです。また、8 5 3 のようなボードの8ヒットの場合も注意が必要です。オーバーペア、またはターン、リバーで捲られる可能性があるので、ポットを大きくしないように立ち振る舞うことが重要です。

セカンドペアの時 ➡︎ 相手がトップペアを持っていそうな時でドロー(ストレートやフラッシュ)が無い場合は基本フォールドです。チェックで回してツーペアまたはトリップスが完成することを祈りましょう。

ボトムヒットの時 ➡︎ リバーまでいってボトムヒットのワンペアのみで勝てる可能性はかなり低いです。ノーペア同様にフロップでブラフを仕掛ける事が1つの戦略となります。フロップで強めのベットが合った時はドローが無い場合は即フォールドです。

ツーペアの場合

フロップで2ペアが完成する確率は2%程度とかなり低いです。そう!フロップツーペアはかなり運がよく無いと出来ないんです。ただし、ツーペアの立ち振る舞いは難しく、慎重にアクションする必要があります。ターン、リバーでフルハウスになる可能性があるのでフロップで降りる事は難しいです。

トップツーペアの場合(1番と2番目に強いカードのペア) ➡︎ ポジションが悪ければチェックで様子を見る(スロープレイ)のもありです。ボードにドロー目があればベットしていきます。ポジションが良ければドライなボードであればティンベット(ちょっとだけ打つ)、ウェットなボードであれば強く打ってポットを取りにいくのが得策です。相手がセットの可能性もありますが、それはターンのアクションで判断しましょう。

トップ&ボトムツーペア(1番と3番目の強さのカードのペア) ➡︎ トップツーペア同様に強いですが、A Q 6 のようなボードの場合にA6のツーペアだった時は AQ の上ツーペアを警戒しなければいけません。この場合は相手のハンドレンジを読む事が重要になり、ベットする事が基本戦略となります。また A Q 6 のボードでターンでQが落ちた場合は、ただのAのワンペアしかなかったハンドにも負けることになります。トップ&ボトムツーペアは3パターンの中で一番注意が必要です

ボトムツーペア(2番目と3番目の強さのカードのペア)➡︎ 上記同様にトップツーペア、セット、ドローを警戒しますが、強いハンドである事に変わりはありません。フロップはベットしていきましょう。

 

フロップでセットが出来た時の戦い方

フロップ時の様々な確率

AK(エースキング)での戦い方