AK (エーキン)での基本的な戦い方を解説します
プレミアムハンドの1つであるAKをうまく使う事はポーカーで勝つ上で必要不可欠となります。ここでは私の経験と専業プレイヤーから教わった内容をもとに説明します。
AKの様々な確率
・AKoが配られる確率 :約0.9%
・AKsが配られる確率 :約0.3%
※AKが配られる確率はスーテッド、オフスート関係なしで約1.2% となります。 かなり低いですね! さすがプレミアムハンドw
・フロップでAかKの1ペアが出来る確率 :約30%
・フロップで2ペアが出来る確率 :約4%
・AKsでフロップでフラドロになる確率 :約11%
・AK Vs ランダムハンド :約65.4%
※AKs(スーテッド)で 約67% となります
以下のAKはオフスートで計算しています
・AK vs AA :約6%
・AK vs KK :約30%
・AK vs QQ :約44%
・AK vs AQ :約75%
※AQやKQがぶつかりたいハンドですね。
・AK vs KQ :約75%
・AK vs JT :約63%
・AK vs 22 :約48%
※2ポケに対してもアンダードッグ(不利)になってしまいます、ただほぼじゃんけんなので、トナメ等でぶつかった時は自分の肩を信じるしかありませんw
AKのプリフロップでの立ち回り
AKはポケットペア以外に関しては50%以上勝てるプレミアムハンドとなります。そのためプリフロップではアグレッシブにプレイする必要があります。
AKはプリフロップでオールインまで仕掛けれるハンドとなりますので、必ずオープンレイズまたは3ベッド(または4ベッド)をしかけてオリジナルレイザーとしてフロップを見に行きます。
ここではAA、KKと同様にフロップでヘッズアップに持ち込む事が非常に重要で、ベット額を調整します。
一点注意しなければいけないのは AA/KK でしか4bed/5bed しないようなタイトプレイヤーのリレイズです。過去のプレイスタイルからそれが濃厚であれば降りる事もスタックと相談して検討すべきです。プリフロップをアグレッシブにプレイしたからこそフロップ以降で発生する損失を防げたと言えます。AKsであればフロップはとりあえず見たいところですが。
AKのフロップでの立ち回り
以下に数パターンの例をあげます。
・3ベットポットで ボードが A93
理想的なフロップとなります。AQ、QQ、JJ等からバリューを取りにいきます。フロップはきっちりとCBを打っていく必要があります。
・3ベットポットで ボードが QT5
AKは2オーバーでガット(J引ければ)のストレートドローです。AQ(TPTK、やKJ(ストレートのオープンエンド)等もありえますが、まだまだ優位なハンドです。
フロップで強くベットをし、上記のハンドやKQ、AJ等を降ろしにいきましょう。AQにも AA/KK を警戒しなければいけないようにプレッシャーをかけましょう。
このボードであればKK+であればほぼ確実にフロップをベットしますので、チェックするとターンでの戦い方が難しくなります。
・シングルレイズポット(SRP)でボードが 965 等のローボード
※SRP=AKがオープンして後続がコール止めしてフロップに進んだ場合の事
ここでの選択肢は上ポケ主張でAハイでCB打つかチェックをするかになりますが、プリフロップで主張(3ベット)出来ていないためチェックすることをおすすめします。
SB、BB等後続で参加したプレイヤーが絡んでいる可能性が高いためです。
・3ベットポットで JT9
かなり危険なボードとなります。かなり多くのハンドが絡む事になります(AQ、AJ、KQ、JT、JJ、TT等)ので、フロップは一旦チェックすることをおすすめします。
AKで注意すべき事
・AKでAかKがヒットするとTPTK(トップペア・トップキッカー)となり、かなり強いですが、逆にツーペア、セットから大きくバリューを取られてします可能性が高くなります。相手のAxまたはポケットはプリフロップでも3ベットにコール出来る場合が多くあります。常に自分より上がいる可能性を意識してプレイする事が重要となります。そのためには相手のプレイスタイルとハンドレンジを考える事が必要になります。初心者のうちは相手が3ベットしたハンド、または3ベットにコールしたハンドを覚えるように意識しましょう。
・トーナメントも含めスタックが十分にある時に、プリフロップでオールインまでいく事は控えましょう。フロップを見た上で適切なアクションをしていく事が利益的なプレイとなります。
みなさんもAKを使いこなしてどんどん稼いでいきましょう!!